温水床暖房システムでは床暖房パネルの選定が最も大切です。シームレス床暖房は、パイプに継ぎ目がないから水漏れゼロ、どんな変形な部屋でも対応可能。無垢フローリング使用の為に開発したシームレス床暖房渡辺式Z床暖房パネル(10年保証)を是非ご採用下さい。
無垢フローリングには床暖房が必需品
床暖房によってむくフローリングが反ったり・割れたりする心配は、床暖房対応品を使用することによって避けられますが、その時の気候・湿度によってフローリングが伸びたり・縮んだりすることを完全に止めることはできません。これを止めてしまうことは、木を殺すことを意味します。むく材が生きているからこそ、伸び縮みによって室内の調湿作用をしてくれますし、木の香りの安らぎ空間を演出してくれるのです。また、この自然の動きを止めることは科学物質を使用することを意味し、天然自然素材を使用することにはなりません。これだったら、突板合板フローリングを使用しているのと変わりません。 以上のように、むくフローリングは室内の環境によって、若干の伸縮があるため、板と板との合わせ目が広がったり、縮んだりします。また施工の仕方によっては梅雨時に、合わせ目のところが板と板の伸びによって、ほんの少しむくれたりすることが稀にあります。これは湿度が下がれば元に落ち着きます(詳しくは電子カタログのむくフローリング施工・使用上のご注意をお読み下さい)。しかし、湿度の低下を待たなくとも、床暖房を使用すれば短時間のうちにピタッと元に落ち着きます。このように、高温多湿の日本では、特に床暖房とむくフローリングの相性が良いと言えます。(それでも、むくフローリングの自然の動きがどうしても許せないという方には、突板合板フローリングをお勧め致します。) 弊社では、長年の経験から 《むくフローリングには床暖房を》 お勧め致します。 |
床暖房対応と一般無垢フローリングの違いについての説明
むくフローリングは乾燥がすべてと言って良い程、重要です。 当社の床暖房対応むくフローリングは、4回ほど乾燥釜から外気に出し、水をかけてから又釜に出し入れし、徐々に水分を抜いて、約5%前後(樹種によっては8%)の含水率まで落とします。その間にソリ、プロペラ、ワレ等が発生した板材は捨てなければなりません。合格した床材のみを採用し床暖房対応むくフローリングとして出荷しております。一本の丸太から床暖房に使用できるフローリングは20〜25%位しか採れません。一般むくフローリングは含水率12%〜15%です。 |